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快晴83 生きる伝説ロジャー・フェデラー

3月 23rd, 2017

いつもありがとうございます。

今年のテニス全豪オープン決勝はまさにドリームマッチというにふさわしい顔合わせとなりました。テニスファンの数が世界トップワン、ツーのロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルの対決です。まさか35歳のフェデラーが決勝まで勝ち上がってくるとは予想していませんでしたが錦織選手の前に凄まじい攻撃力で立ちはだかる姿を見てまだ伝説をつくり続けるのかと期待が膨らんでいました。

日本人ですから当然錦織選手の優勝を期待していましたが今回のフェデラーは強かった。まさにレジェンドです。ただ、フェデラーの決勝カードが決まる前、ナダルだけは上がってきてほしくない、ディミトロフ頼むから勝ってくれ、と祈っていました。なぜならフェデラーはナダルに相性がめっぽう悪い。でも結局ナダルが決勝に上がってきた。その段階で半分優勝はあきらめていました。もちろんこれは私個人の声です。そう、説明が遅れましたが私は大のフェデラーファンなのです。何年も前からもう一度フェデラーのグランドスラム優勝の瞬間が見たいと願っていました。

決勝が放送される時間帯はレッスンがあったのできっちり録画をして、帰宅後にお風呂、夕飯、おやつ、歯磨きも済ませてからがっちり応援できる態勢を整えて夜中に自分の部屋で観戦しました。録画で観戦するときはその前に試合結果が目に入ったり聞こえたりしないようにネットやテレビをシャットダウンし、家族には絶対に勝敗の結果を口にするなとうるさく言っています。(以前そうやって防御線を張っておいていざ楽しみにしていた錦織戦を観ようとした直前に同居している義母から「錦織残念だったわね!」と一言聞かされてガックリしたことがあります。皆様も錦織とフェデラーの二人に関してはオンタイムでの試合結果をレッスン中に私の耳に入れないようご配慮をお願いします!)

さあ、そして決勝です。二人とも6試合も長く激しい戦いを強いられてきたとは思えないほどの躍動感。(グランドスラムは7試合を勝ち切らないと優勝できません。)フェデラーの攻撃性も冴えているがナダルのディフェンス力も凄まじい。先行逃げ切りタイプのフェデラーですからどんどん攻撃していくしかない訳ですが相手は鉄壁のディフェンス力を誇るナダル。生易しい攻撃では通用しない、超攻撃姿勢をしかも継続しなければいけない。それができてフェデラーがセットを先取。その後ナダル。またフェデラー。そしてナダルが取り返してセットカウント2-2。勝敗の行方はファイナルセットにもつれ込みました。

ファイナルに突入した時点で大方がナダル有利の予測を立てたでしょう。私もその一人です。その予想通りいきなり最初のゲームでナダルがフェデラーのサービスを破った。逆にフェデラーはナダルのサービスゲームを再三破るチャンスがあったのに取り切れない。もう見ていられません。フェデラー陣営で観戦している家族も目を覆っています。ところが外野の我々は追い詰められた心境に陥っていましたがフェデラー本人の表情はいたってクール。そして6ゲーム目にブレイクバックして3-3に追いつくとそこからプレーに調子が良い時のバロメーターである“余裕”が見えてきたのです。この極限状態の中で“力の抜けた余裕”を見て取った時「もしや」と初めて感じました。

結果は皆さんご存知の通りフェデラーが自身の記録を塗り替える18回目のグランドスラム優勝を成し遂げました。誰もこの大記録を破ることはできないでしょう。これだけ偉大な選手のプレーを同時代に観戦できるのは本当に幸せなことです。いつかフェデラーに「感動をありがとう!」と直接感謝を伝えたい。誰か引き合わせてくれないかな~!

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