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快晴79 ストレス耐性

11月 30th, 2016

いつもありがとうございます。

今年に入ってからテニスのコーチングに新たな視点と可能性を見いだそうとメンタルの分野を学び始めました。一口にメンタルといってもアスリートのメンタルトレーニングだけではなくカウンセリングや脳科学まで関わってくるのでなかなか奥深いものです。

そこで今回はメンタルの領域で頻繁に登場してくる“ストレス”について取り上げてみます。まず、こんな状況になったらあなたはどう感じますか、想像してみてください。

  • 外に出かけたら途中で雨が降ってきてびしょ濡れになった
  • 食事をする時間もなく飛び出してきたのでお腹がペコペコ
  • 長時間歩いたので足がクタクタ
  • 職場でトラブルがあって精神的にダメージを受けた

おそらく今日はついてない、最悪の一日だと考える方が多いのではないでしょうか。たしかにマイナスイメージの項目ばかり見えますがこれらの要素をどう捉えるかによってストレスを感じる度合いは大きく変化します。まず、1~3の場合ですがよく注意してみると4のケースとは状況が異なり実は単純に生理的なストレスが生じているだけ。つまり生理的ストレスさえ取り除けばそこから解放される訳です。そのことがはっきり認識できていれば余計なストレスを増幅させることはないのですが対処できないモンスターのように状況を捉えてしまうと雪だるま式にストレスが膨らんでしまうのです。

親や先生から厳しい躾(ストレス)を受けることで自立してたくましく成長していくこどもがいる一方でひきこもりや無気力に陥るこどももいる。同じ環境に置かれているのに人によって反応が違うのはなぜなのでしょうか。

上司から「バカ者!」と言われた時、ストレートにダメージ(ストレス)を受けてトラウマにまでなってしまう人もいれば「今に見ていろ、見返してやるぞ!」「ここを乗り越えれば俺は強くなれる!」「自分のためにあえて厳しく言ってくれているのだ!」と別の捉え方をする人もいます。つまり、与えられた環境(ストレス)によってその人の反応が決まるのではなく与えられた環境(ストレス)をどう解釈するかによって反応が決まるということです。

以前から不思議に思っていることがあります。それは幼少の頃から厳しいトレーニングを課し、テニスの練習では妥協を許さない鬼コーチとして息子(中学1年生)をしごいてきているのに当の本人はケロッとして親父に近づいてくることです。ここまで厳しくされたら親父との接触は極力避けて口もききたくないとなるのが当たり前だろうと思うのですがなぜか未だに寄ってくる。毎日のように泣かされてきたのにどうしてこいつは避けたり潰れたりしないのだろうと。メンタルを学んでいて何となくその答えが見えました。

甘ったれのおバカに見えて息子は私のしごきを単なるストレスと捉えたのではなく彼なりに自分を強くするために必要な痛み(ストレス)だと解釈していたのかもしれません。もちろん与える側の姿勢も重要で感情的にストレスを浴びせるのと打たれ強くなってほしいと願って厳しくするのとでは受け取る側の反応は大きく違ってくるのでしょうけど。

私自身は親父にそんな口のきき方はしたことがありませんが、私が何かへまをすると息子はすかさず「父ちゃんは本当にバカだね!」とからかってきます。そこで「ほめるなよ!」と私が返すと「ほめてないよ!」と嬉しそうにリアクションをします。二人の関係性はまさにこのくだらないやり取りに象徴されているのかもしれません。

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