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快晴51 非利き腕活用のすすめ

7月 4th, 2014

テニス4大大会のフレンチオープンが開幕しましたが日本のエース錦織選手は一回戦で姿を消してしまいました。4大大会に次ぐ大きな大会で優勝して念願のトップ10入りを果たし絶好調だっただけに今回の結果は本人にとっても非常に残念だったことでしょう。

つい先日世界No.1のナダル選手をあと一歩というところまで追い込みながらも股関節痛のため途中棄権。そのけがを治す間もなく今回のフレンチが始まってしまったので彼本来のパフォーマンスを発揮できずに終わってしまったようです。とはいえどんな状態でも言い訳なしで戦わなければならないのがプロテニスの世界。フェデラー選手のように大きな故障をせずに勝ち続けるのがいかに大変かということが錦織選手を見ていてもよくわかります。

錦織選手に限らずハードな練習をしているプロテニスプレーヤーの多くは故障に悩まされています。かといってプロともなればけがで長期間戦線離脱するということは死活問題。まずはけがをしないように気を付けることが先決ですがもしそうなった場合は上手に休養を取りできるだけ早い復帰を果たさなければなりません。

例えば右足首を痛めた場合でも上半身のトレーニング、VTRをみてイメージトレーニングや戦術の確認といった準備はできます。1ヶ月間何もせず休養だけに充ててしまったら以前の感覚を取り戻すのに大変な苦労を強いられるということは誰しもが想像できるでしょう。

先日、ドリームクラスの生徒が利き腕の指を骨折してしまいました。彼は右利きなのですがめずらしいことにテニスは左手でやっていました。ですからフォアハンドとサーブはできるので指を包帯で巻いたまま通常通りレッスンには休まず参加したのです。もちろん右手でうまくバランスをとることができないので全く普段通りにはやれませんからフラストレーションは溜まっていたようです。それでも休まずコートに立ってできることをやってきたおかげでブランクも無く、包帯が取れた後は以前よりバランスがよくなりました。その期間は書くことも食事も右手の代わりに左手を使わざるを得なかったのでそれがよいトレーニングになったと彼のお母さんは言っていました。

一般的に左利きは器用な方が多いのですがこれは右手を使う頻度が高く左右のバランスが良いことと無関係ではない気がします。とくにジュニアの期間は運動神経の回路が形成され吸収力にも優れていますから非利き腕の使用頻度を上げることで利き腕並の能力に発達させることが可能でしょう。しかも負担のバランスが分散されるわけですから故障のリスクが少なくなることも大きなメリットになります。

5年生の息子もこれまで大きなけがはなかったのですがついこの間初めてテニスで利き腕の右手首を痛め、かれこれ2週間以上だめでした。それでも足は使えますからランニングはできます。それに彼の場合はバランスよく運動能力を育てようというのと、こういった利き腕が使えない状況を想定して左手の訓練をしてきていました。例えばベーシッククラスで行うような非利き腕のラケットワークトレーニング。左手ボール投げ。左手歯磨き。そして左手卓球です。とくに卓球は反射神経と目のトレーニングにもなりテニスの上達にもつながりますからおすすめです。テニスではまだまだ息子に追い越されそうにありませんが左手卓球にはそろそろやられるかもしれません。

さあ、こどもたちの眠っているポテンシャルを目覚めさせてあげましょう!

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