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快晴41 テニスの観方

9月 24th, 2013

いつもありがとうございます。

今回のテーマは「テニスの観方」です。「どうやったらもっとテニスがうまくなりますか?」と生徒や親御さんから質問を受けることがよくあります。それに対して私は「上手なプレーヤーの試合を観てください」と応えます。こどもの吸収力は想像以上のものがあり特に目から取り込む能力は他の五感に比べても格段に優れていますから。

とはいえテニスの試合を1時間も2時間も集中して観るというのは特別なこどもでない限り難しいでしょう。まずは短い時間(5分~10分)でもいいからテニスの試合とはどういうものかという全体像に触れることからスタートです。

次の段階としては、自分が課題としているショットを選手はどのように打っているのかといった観方が出てくるでしょう。あの選手の打ち方がかっこいいから真似してみようという気持ちになればしめたものです。

ここまでは観る機会を与えてあげることで辿り着けるだろうと思いますがさらに関心を高めステップアップを目指すためにはここからさらに踏み込んでもらいたいのです。

参考までに私がどういった観方をしているのかをお伝えします。

1.    フットワークだけを観る

テニスにおいての生命線といえば強烈なウィニングショットでも華麗なサーブでもなく流れるような安定したフットワークです。どのタイミングでステップを踏み、軸足をどのようにどのタイミングで決めているのかをチェックします。観る選手を一人に決めてその選手のフットワークだけを追うように観ます。

2.    部分的にピックアップして観る

サーブを強化したい場合当然サーブ全体のフォームを観る訳ですがチェック項目はいくつかあります。構え。グリップ。トスの上げ方。ひざの曲げ具合。打点の位置。フィニッシュのポーズなどなど。細かく観ればもっと項目はあります。そのうちのトスの上げ方だけにフォーカスして観るといった観方です。

3.    ポジションを観る

配球に合わせてどこにポジションを取りどこでステップを入れているのかをチェックします。選手は状況に応じて左右だけでなく前後のポジションを目まぐるしく変化させています。そこには予測も含まれます。この観方は上級編ですね。

4.    劣勢に立たされた時の選手の様子を観る

トップクラスの選手でも毎回楽に勝利を得られる訳ではありません。負けることもあれば苦しい状況に立たされることもしばしばあります。例えば、現在のナンバー1プレーヤーはジョコビッチ選手ですが彼は厳しい状況に追い込まれた時ほどぐっと集中力を高め攻撃的なプレーをみせます。大声で叫び怒りをあらわにすることで気持ちをリセットして次のプレーに臨む場合もあります。時々崖っぷちに立たされていることを楽しむかのようにニヤッと不敵な笑みを浮かべリラックスしたプレーを引き出す術も心得ています。

スポーツ観戦といえば、勝敗、ポイントの行方、派手なスーパープレーに意識が向きがちです。まずはそれでも構いませんからとにかく一流のプレーに触れること。テニス界では幸い錦織選手、伊達選手といった日本人選手が活躍していますので興味を惹きやすい状況です。WOWOWやGAORAといったスポーツチャンネルとの契約云々が煩わしいところですがぜひ骨を折ってでも機会をつくってあげてください。よろしくお願いします。

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