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快晴38 禍を転じて福となす

7月 23rd, 2013

いつもありがとうございます。

今年の春はとくに強風の日が多いですね。スクールを開講して3年が経ちますが初めて雨でも雪でもなく強風の影響でレッスンを2回程休講にしました。アウトドアテニスにおいて強風はやっかいものではありますが自然に揉まれることでより鍛えられると思って上手に付き合っていきたいものです。

さて、今回のテーマは「禍を転じて福となす」です。身にふりかかった災難をうまく活用してかえって幸せになるよう取り計らう、という意味があります。

私の恐妻、じゃなくて良妻の話です。これまで大きな病気ひとつなく健康には絶対の自信を持っていた妻ですが突然首の後ろ側が痛むと言いだして病院で診てもらいました。診断の結果、自律神経失調症と判明。この話をすると意外にも周りにずいぶん患った方がいらして回復までにかなりの期間を要したと教えてくれました。

妻の場合は、まあ2週間もすればよくなるだろうと病院に通い点滴を受けたり薬を飲んだりしていたのですが一向に回復のきざしが見えないまま3週間以上が経過していきました。このまま病院に通い薬を飲み続けていて良くなるのだろうかと不安がよぎりはじめたようです。そこで私が腰痛治療でお世話になっている鍼の先生を紹介して治療を受けさせました。先生からは「血流が悪く全身ガチガチにかたくなっていてひどい状態だ」と言われたそうです。その後数回鍼治療に通い大分回復に向かってはきたのですがなかなか全快とまではいきませんでした。

そこで、とにかく血行が悪くて身体がかたくなっていることがわかったのだから習慣を見直した方がいいという話になり、ストレッチと運動を勧めました。それまで妻は「家事と通勤で十分動いているから大丈夫、身体は強い方だから」などと聞く耳を持たなかったのですがさすがに身にしみたとみてストレッチとなわとび(テレビの前でドシドシと跳んでいます)を始めました。すると2、3日してどうやら効果がはっきり表れたようで今のところ三日坊主で終わらずに続いています。夫が何度言っても変わらなかった妻ですが今回は相当こたえたのでしょう。健康習慣を実践するようになりました。

妻は自分だけはこんな病気とは無縁な人間だと思っていたようですから、もし今回のような症状が表れなかったら自分の身体がカチコチにかたくなっていて危険な状態だということに気が付かないまま習慣を見直すことなく日常を送っていたでしょう。場合によってはもっと重篤な病気に侵され取り返しのつかない状況に陥った可能性もあったのです。今回の病気が妻に警告を与えてくれたという訳です。

こういうのを「怪我の功名」というのだろうかと思いましたが、正確には、過失が思いがけなくもよい結果を生む、という意味のようなので、今回の妻の場合はやはり「禍を転じて福」となした、といった方が合っているようです。

自分の身にちょっとした禍がふりかかると「なんで自分だけ」と愚痴りたくなりますが長い目でみるとそれが福につながるということがあるようです。

あるようです、という受け身的な姿勢では何も変わらないかもしれません。禍と思えるような事態に見舞われた時、自らの受け止め方、消化の仕方を前向きに転じることで福の神がほほ笑むのでしょう。妻のストレッチとなわとびがいつまで続くかはわかりませんが今回の病気が本当の健康を気づかせてくれたのだとしたらまさに「禍を転じて福」を招き寄せたのかもしれませんね。

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