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快晴35 集中力って何?

7月 23rd, 2013

いつもありがとうございます。

先月の大雪はすごかったですね。専用の雪かきグッズがなかったのでちりとりで雪かきをしましたがえらい大変でした。年に数回だからいいかな、と思っていましたが無いと困りますね。“備えあれば憂いなし”買いに行こうっと!

さて、今回のテーマは「集中力って何?」です。何もなにも“集中力”は“集中力”でしょ、と言われるかもしれませんが集中する力とは筋力のように鍛えられるものなのでしょうか。それとも誰もが本来備えている力なのでしょうか。

うちの子は集中力がなくて、という親御さんの嘆きをよく耳にします。学校でも席を立ってうろうろするなど落ち着きがなく集中力が持続しない生徒が増加しているといいます。ご多分にもれずわが息子も集中力が散漫で大丈夫だろうかと心配しています。

Kスクールの親御さんからも集中力を鍛えるよい方法はありませんか、といった質問を受けることがあります。わが子でさえもうまく対処できていないのに人様に集中力を高めるためのアドバイスができる訳もないのですがあえてこのテーマと対峙してみたいと思います。

今回のテーマを選んだのはあの天才棋士と言われている羽生善治さんの著書を読んだことがきっかけとなりました。羽生さんはこんなことを言っています。

「奨励会(プロ棋士を目指すメンバーの集まり)の頃って、みんな指すのが早いんですよ。それで、自分が指したら隣の将棋を見てたりするんです。それは、自分の将棋に集中していないんじゃなくて、自分のやることはもうやってしまっているから、することがなくて隣の将棋をみているんですね。自分の手は指したとたんに興味がなくなっているんです。それで隣の将棋に興味をもって、隣を集中して見ていたりする。自分の手番がくると、またそこで集中して読んでいるんです。一見すると落ち着きがないように見えるけれど、その子はずーっと集中はしているんです。」

「集中力がある子に育てようとするのではなく本当に好きなこと、興味を持てること、打ち込めるものが見つけられる環境を与えてやることが大切だ」

上記の羽生さんのことばを読んで皆様はどう感じましたか。私は集中力というものの本質を教えてもらったような気がしました。

とはいえ誰もがすぐに集中できる対象を見つけられるかといえばそうはいかない場合もあるでしょう。そこに至るまでには、楽しい、得意、夢・目標、勝敗(ライバルの存在)、ご褒美(褒められる)といった要素も見逃せません。

その他、周りのメンバーが集中している中に入ると嫌が大にも集中せざるを得ないということもあります。また、テニスのレッスンでもよくあるのですが、大勢対コーチだと集中力が散漫でも一対一だと集中力を発揮することがあります。こちらもその子一人にフォーカスしてその子も自分一人に意識が向けられていることを認識している状況です。同じ分野でも環境や状況によって集中力の差がでるということでしょう。

「集中力って何?」というテーマに明確な答えはだせませんが“この子には集中力がない”と決めつけるのが賢明ではないということはお伝えできたでしょうか。集中力がないのではなくチャンスがない、もしくは集中しているのに我々が気づいていないだけかもしれません。いろいろなことにトライする環境を与えてあげることでこどもは予想を上回る集中力を発揮します。こどもの可能性を信じてあげたいものですね。

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