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快晴33 自己責任

7月 23rd, 2013

いつもありがとうございます。

コートに立っているとじっとしていられず思わず足踏みしたくなるような季節に入ってきました。私はすでにダウンジャケットと手袋で完全防寒体制です。そんな寒さをものともせず汗をびっしょりかいて走り回っている生徒もいます。こどもは風の子ですね。

さて、今回のテーマは「自己責任」です。社会人ともなれば自己責任を果たすというのは当然ですがこどもは親や周りの大人に大きく依存しています。そこから如々に社会のルールを覚え協調性を学び自分の責任において行動するようになっていくのです。

先日3年生の息子はあるテニスの大会にエントリーしました。私が仕事で付き添えなかったので妻に同行してもらいました。12時半エントリーで試合開始の予定だったので私が電車の時刻を調べ駅から会場までの地図をコピーして妻に渡し30分前には到着するように手配しました。息子には会場に着いたらすぐに自分で大会本部に行ってエントリーしなさいと念を押しておきました。

そろそろ試合が始まる頃だなと思いながら私が仕事の合間に休憩をとっていると妻から電話がありました。「もしもし、エントリーできなかった・・・ごめん!」何があったのかを聞くと、どうやら12時半エントリーを12時半までにエントリーするのではなくて12時半からエントリー開始だと思いこんでいたようなのです。それで道に迷ったりしながらのんびり会場に向かい12時32分に大会本部に到着したというのです。ジュニアの大会とはいえルールには厳しくエントリー時刻から1秒でも遅れたらその選手は出場の権利を失います。妻は電車が遅れたなどとあれこれ言い訳をしたようですが大会側は断固として受け付けてくれなかったそうです。息子は訳がわからずここまで来て試合ができないショックで泣いて妻にあたったようです。

電話を受けた私も“ありえへん”といった感じでがっくり。それでも今のうちにこういった洗礼を受けておいてよかったと切り換えるようにしました。スポーツ(テニス)には厳格なルールが存在していて、そのルールに従わない者は参加資格を失う。真剣勝負の世界なのだから気の緩みは命取りだということを教えてもらったのです。

妻の天然ボケを知りながら確認を怠った私にも責任はあります。妻は申し訳なさそうに謝っていたので責めても仕方ありません。それでも帰宅した息子にはあえて「てめえの出場する試合なのだから開始時刻を確認して30分前には必ずエントリーを済ませること!」と喝をいれました。自分が主体となって行動しその責任を負わなければならないという自覚を持ってもらわないと困りますから。

意外と知られていませんがサッカーなどと同じくテニスでも審判に暴言を吐いたり、対戦相手を威嚇したり、ラケットを叩きつけたりするとペナルティーを取られます。あまりにひどい場合は試合中に失格を言い渡されることもあるのです。フェデラー選手はプロになりたての10代の頃、試合でやる気のないプレーをしたという理由で罰金の処分を受けたことがあります【規定:どんな試合でも全力でプレーすること】。それから、気まぐれでルールを破るような責任感のない態度ではこの先一流になることなど到底かなわないと心を入れ替えたそうです。

長い人生、失敗したという苦い思いを味わうことが幾度もあります。その際自分以外の誰かに責任を転嫁する人間にだけはなってほしくない。こどもたちには周りに依存しない自己責任の自覚を持った大人に育ってほしいものです。

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