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快晴29 はっきりしているから目標といえる

8月 15th, 2012

いつもありがとうございます。夏本番を迎え連日猛暑が続いています。体調管理を十分に行い厳しい季節を乗り切ってください。

あついといえばロンドンオリンピックでは熱い熱い戦いが繰り広げられています。4年に一度しかない世界規模の夢の祭典ですからこの大会に懸ける選手(監督、コーチなどのサポート陣)の思いは並々ならぬものがあるでしょう。国の誇りを懸けて必死に戦う選手の姿はいつも我々に深い感動を与えてくれます。

さて、今回のテーマに関連してきますが、オリンピックが開催される度に思うことがあります。それは、選手は目標がはっきりしているため集中しやすい状態にいて目線がぶれないのだろうな、ということです。何年後のオリンピックにこの種目でこの記録で金メダルを獲得する。そのためにオリンピック代表選考会である何月の世界選手権にこの記録で何位までに食い込む。そのためには半年後までにここまで成績を伸ばさないと難しいからトレーニング方法をこうしよう。といった計画が明確に作成できるので専念しやすいのではないかと思うのです。専念したからといって目標が達成できるかどうかは別ですが少なくとも道を外れて迷ってしまうということは少ないのではないでしょうか。

こどもたちに将来の夢を聞くとあれこれこたえてくれるものですがそこに辿り着くための目標や具体的な計画を質問してみるとほとんどこたえられないものです。まあ、こどもが綿密に目標を設定してきっちり実践していたら逆にちょっと怖いかもしれませんが今のうちから親や指導者の力を借りて夢→現在地(今の力・能力)→目標→日々の実践といったイメージを描けるようにしてあげることは無意味ではないでしょう。どうしたって一足飛びに夢を実現できるはずはないのですから。

夢から逆算して目標を立ててもらうと最初こどもたちは目標ではない目標を立てます。どういうことかといいますと、例えば「強くなる」「足が速くなる」「大会で優勝する」といった不明確なことばをならべるのです。そこで目標を立てるにあたっての原則を指導する必要が出てきます。その原則とは下記の二項目を決めることです。

1.      期日(いつまでに)

2.      結果(数字で表せるもの) 関東大会ベスト8・ランキング3位・8秒(50m)など

この二つは両方とも数字で表せるものです。ですから誰の目から見ても明らかであり本人も達成、未達成がはっきりわかり、進ちょく状況を把握し易い訳です。

さあ、目標を設定し日々の実践内容を決めたとします。ところがいざ行ってみると設定した通りに進みません。最初からやる気がなかったというケースもあるでしょうが多くは設定ミスが原因です。現在の力量などをよくよく判断して無理のない目標、内容設定ができているかどうかを確認する必要があります。目標、日々の実践内容は一回で設定した通りにスムーズに進むことなどまれで繰り返し何度も修正を加えていくものだということをあらかじめ押さえておくことも大切でしょう。

肝心なことは夢→現在地→目標→日々の実践というサイクルのイメージを頭と身体のなかに沁み込ませていくことです。それがあたりまえ(習慣)になった人は夢を実現する可能性がぐっと高くなります。明確な目標(数字)を嫌わずに自分の力を伸ばすための指針だと理解してそばにおけるかどうかがポイントになるでしょう。

こどもたちには目標(数字)ではかれないものの大切さを心の根底に秘めたうえで現実(数字や結果)を避けない地に足のついた大人に育ってもらいたいものです。

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