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快晴18 コップは上を向いていますか?

9月 16th, 2011

いつもありがとうございます。

「夏がすーぎー風あざみ・・・」とどこでおぼえたのか井上陽水の曲を息子が口ずさんでいたので、「随分しぶい曲を歌っているな」というと、「なんだかそういう気分だから」とこたえました。夏が過ぎる頃はなんだか物悲しいような気分になり思わず「夏がすーぎー・・・」とくちずさみたくなりますよね。

さて、今回のテーマは「コップは上を向いていますか?」です。別の表現をすれば、その人の意見を聴く準備はできていますか?もしくは、その人を信頼していますか?とも言いかえられるかと思います。

上を向いているコップに水を注ぐと水はコップに溜まっていきますが、口が下を向いていると水は周りにこぼれるだけです。コップであれば上を向いているのか下を向いているのかが一目瞭然ですがこれが人間となるとそう分かりやすくはありません。上を向いていると思っていたら実は下を向いていたり、下を向いているようで実は上を向いていたり。場合によっては上を向いていたのに急に下を向いてしまうこともあるでしょう。斜めに傾いているなんてこともあるかもしれません。

さあKテニススクールの生徒はどうでしょうか?皆大きな口を開けてしっかり上を向いてくれているでしょうか。そりゃ素直な生徒しかうちにはいませんから、なんて言ってみたい気もしますがそんな訳ありませんよね!たいていは上を向くこともあれば、日によって傾いたり、下を向いてしまったりとそう単純にはいかないものです。

一瞬だけ上を向かすことはそう難しいことではありません。「コラッー!」と一喝すれば一瞬はパッと上を向きます。ですがすぐに下に向き直ります。そしてそのコップを次に上に向かすためには前回以上の衝撃が必要になるのです。もちろん一喝を否定するつもりは毛頭ありません。一喝されたことにより気が引き締まって姿勢が変化することもありますから。ただそこはよく見極めないといけません。コップが下を向いてしまうだけではなくコップ自体がこなごなに壊れてしまうこともありますので。

私の場合強烈に叱りつけている生徒とはある程度の信頼関係ができています。いますというのは語弊があるかもしれませんが、こちらとしてはぺしゃんこにならないだろうとふんでいる訳です。それを受け止めるだけの準備ができている生徒だからこそ直球を投げるのです(時々テニスボールが飛んでくることもあります!)。そうなるまでに生徒によってはかなりの時間が必要です。もちろん忍耐も。

同じことばでも誰に言われるのかでこどもの受け止め方は違ってきます。大人も同じで何を言われたかよりも誰に言われたかで随分感じ方は変わります。さっき出会ったばかりのよく分からない人に叱られて恐いと感じることはあっても信頼や愛情を感じることはありません。

Kスクールには私との信頼関係を築くのにまだまだ時間も根気も必要な生徒がたくさんいます。親御さんによっては、コーチもう投げ出したいと思っているのじゃないかしら、などと心配されている方もいらっしゃるかもしれません。そこはご安心ください。こちらから投げ出すことはないとお約束します。そう簡単に信頼関係が築けるものではないと肝に銘じていますから。

まあ、私の場合、我が息子のきかなさ加減で非常に鍛えられていますからそんじょそこらの我がまま程度にはびくともしません。きかん坊の息子に感謝しないといけませんかね。

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