トップページ > 快晴11 テニスだけではテニスは育たぬ

快晴11 テニスだけではテニスは育たぬ

2月 2nd, 2011

いつもありがとうございます。

先月はサッカーのアジアカップ行われ、日本は苦戦をしいられながらも堂々の優勝を飾り国中が喝采に沸きました。私も普段はJリーグなど見向きもしませんが日本代表の戦いとなると全く違った思い入れが出てくるものです。普段は意識していなくとも潜在的にある愛国心が呼び覚まされるのかもしれません。

サッカー日本代表の影に若干隠れてしまった感もありますが、テニス4大大会の初戦全豪オープンも先月行われ大いに盛り上がりました。錦織選手や森田あゆみ選手など日本勢も活躍しましたがさすがに世界の壁は厚かったようです。アジア勢ではリー・ナ選手(中国)が女子シングルの決勝まで勝ち進み大躍進をみせましたが惜しくも敗れ準優勝でした。いつの日かテニス界でも日本選手が4大大会で優勝し日本代表として堂々とスピーチする姿を見たいものです。

さて、今回のテーマは「テニスだけではテニスは育たぬ」です。何を言いたいのかと申しますと、テニスが本当にうまくなりたければテニスだけではなくて他のスポーツや運動にも取り組んでください、ということです。

例えば、現在テニス男子世界ランク1位のナダル選手(スペイン)はジュニア時代、サッカーにも熱中してサッカー選手として有望視されるほどの腕前だったようですし、既に伝説のテニスプレーヤーといわれているフェデラー選手(スイス)はスキー選手としても随分活躍したようです。今回の全豪女子シングルで準優勝したリー選手(中国)は8歳まではバドミントン一筋で来てそこからテニスに転向。テニスが強くなれた要因としてバドミントンの経験が大きかったと話していました。

たしかに私もこれまで何百人とコーチングさせてもらっていますが、テニス以外のスポーツをやってきてあっという間にテニス技能を身につけてしまう方を何人も見てきました。逆に5、6歳からテニスを習っていますというテニス歴10年以上の学生を担当した時、どうやってもこれ以上技能を伸ばすのは難しい、という経験をしたこともあります。運動能力の基礎が育っているかどうかでのびしろの幅に雲泥の差がでるということでしょう。

そういった経験もあってKテニススクールではレッスンにコーディネーショントレーニングという運動能力の基盤をつくるトレーニングを組み込んでいます。ただ正直に申し上げてレッスンでのトレーニングだけではボリュームも頻度も不足しています。ステップアップノートにも記載していますが各自で積極的に様々な運動にトライしてほしいと思います。とくにこれといった運動が思い当たらない場合は、ランニング、縄跳び、キャッチボールがおすすめです。走る、跳ぶ、投げるというのは身体を動かす際の基本的な動作になりますからあらゆる動きのベースになります。投球動作に関しては、野球、ドッチボール、ハンドボール、バドミントンなどの種目にも含まれてきますので好みで選択してトライしてみてください。手軽にできるキャッチボールは投げることだけでなくキャッチするという大切な運動能力も育ててくれます。非利き腕で投げる練習も加えるとより効果的でしょう。体操、水泳など全身をバランスよく動かす運動もおすすめです。

どの運動に関しても軌道に乗るまでには時間がかかります。軌道に乗ってくると自発的にやるようになりますからぐんぐん能力も上がっていきます。そこまでのフォローが肝心で、それはお父さん(お母さん)の大事な役目です。今はポテンシャル(潜在能力)を育てるために重要な時期だとういことを改めて強調したいと思います。

Comments are closed.

トップページ > 快晴11 テニスだけではテニスは育たぬ